「女性や子どもが安全に安心して暮らせる地域づくり」事業の継続
継続交付で下記の事業を行い報告書にまとめました。(2016.4.19更新)
1. 大田区内の高校2校で、6月と7月に「デートDV講座」を実施しました。(2015.7.21)
2月5日には中学校で実施することができました。
2. ストーカー問題と格闘している、小早川明子さんの講演会を
行いました。(ちらしは最新ニュースのページ参照)
日時:2015年9月12日(土)午後1時半~午後4時
会場:大田区男女平等推進センター エセナおおた 1階
資料代:500円
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2014年度大田区地域力応援基金助成事業のステップアップ助成をうけて、
「女性や子どもが安全に安心して暮らせる地域づくり」をめざして、
4回の連続講座と2回のデートDV講座を開催しました。その報告書が完成しました。
ご希望の方はメールでお申し込みください。詳細をお知らせします。
メールアドレス:0nna.no.sup@gmail.com(最初の0nnaの0は数字のゼロです)
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連続講座「女性や子どもが安全に安心して暮らせる地域づくり」
1.身近な暴力について考える~DV・性暴力とは何か
当事者の話を聞く 講師:レジリエンス代表 中島幸子さん
2014年9月20日(土)13:30~16:30 場所:エセナおおた(保育あり)
資料代500円
2.自分のからだは自分のもの~産婦人科医師の話を聞く
いじめや虐待、DV・性暴力など自分のからだ危害を加えられたり、侵入されたりすることに対し
てきちんとNOを言うことは難しい。「自分のからだは自分のもの」と自覚することを通して、こう
した暴力を許さないという感覚を大切にする。暴力の心身にもたらす影響を学ぶ。
講師:吉野一枝さん(産婦人科医)
2014年10月19日(日)13:30~16:00
場所:入新井集会室(保育あり)
3.外国人女性の抱える問題を考える
OCネットとの連携 講師:鈴木明彦さん(OCネット)
シェルターからみた外国人女性の状況 講師:HELP女性の家
時期:2014年11月8日(土)13:30~16:30 場所:大田消費者生活センター(保育あり)
4.安全に安心して暮らせる地域をめざして(大田区地域ネットワークづくり)
性暴力被害者支援センター(ワンストップセンター)の実践から学ぶ
性暴力救援センター・東京SARC東京から
(行政との連携、民間支援団体同士の連携)
時期:2014年12月13日(土)13:30~16:00 場所:入新井集会室(保育あり)
ドメスティック・バイオレンス(DVと略)やストーカーに絡む傷害・殺人事件が多発し、
人々の間に不安が広がっています。警察も被害届に対して迅速な対応を行うなど、対策が
なされていますが、社会的にはまだまだ理解が十分だとは言えない状況があります。
女性や子どもたちが安全に安心して暮らすためには、DVや性暴力被害者への差別・偏見や
犯罪性への理解を広げていくことが緊急な課題です。
「DVや性暴力は特別な人に起こる特別なことではない」ことが
社会的に広く認識され、自分自身の身近な問題として考えていくことが大切です。
私たちは2008年に初めて女性への暴力防止セミナーを開催して以来、DVや性暴力被害者か
らの生の声を聞き、被害の実態と暴力による心身への深刻な影響を学び、理解を深めてき
ました。そして、身近な人が被害にあったら、どのような支援ができるのか、行政や民間
の相談窓口の役割、医療機関との連携などについて学習し、実践してきました。
大田区では、婦人相談員や「エセナおおた」がパートナーからの暴力相談の窓口となって
います。夫からの暴力相談は昨年度424件、恋人・知人からの暴力相談は26件、増加傾向に
あるものの、多くは誰にも相談できず潜在化していることが予想されます。また、外国籍
など弱い立場にある女性へのDVも起こりやすくなっていますが、言葉の壁もあり、対策が遅れ
ています。
DVは夫婦間だけでなく、恋人など親密な関係の中でも起こります。大田区行政窓口への相談
は26件と多くはありませんが、他機関への相談は低年齢、特に10代が増加しています。それ
は「デートDV」と名付けられ、全国各地で、中学校、高校などの教育現場でDVの予防啓発教
育として取り組まれています。
「デートDV」予防啓発教育の推進は、大田区でも重要な課題です。
具体的な内容
①私たちは自分では知らず知らずのうちに人を傷つけたり、思いがけないことで自分が傷つくこと
もある。お互いに傷つけあうところには、何らかの暴力が介在している。中学・高校時代に子ども
たちが自分のことを大切に思い、他の人のことも大切にするコミュニケーション・スキルを学べる
「デートDV講座」を実施する。
いじめや虐待、DVを未然に防ぐために、暴力の種類や事実を伝え、お互いを大切にするために
何が必要かを学ぶ機会とする。
②DVや性暴力は「特別な人に起こる特別なことではない」ことを理解し、被害がもたらす影
響(からだや心の傷)などを学び理解する。
③産婦人科医師から「自分のからだは自分のもの」という当たり前の感覚を大切にする
ことの意義について聞き、DVや性暴力が心身にもたらす影響について理解する。
④大田区に住む外国人女性が抱えている問題について多文化共生をめざして活動している団体やシェル
ターを運営している団体からお話をお聞きし、とくにDVなどの実情を知り、支援ネットワークを
考える。
⑤性暴力救援センター東京(SARC)の取り組み、実践について聞き、大田区においてDVや性暴力
被害者支援のネットワークづくりを考える。
講座の流れ
Ⅰ.デートDVについて考える(場所を変えて2回行う)
学校、その周辺で開催、中学生あるいは高校生などを対象に行う。
パワーポイントを使ったり、ロールプレーをしたりしながら、わかりやすい工夫をする。
講師:西山さつきさん (NPO法人レジリエンス)
場所:大田区内の中学校あるいは高校等
時期:2014年7月、9月 大田区内の高校で実施決定
Ⅱ.連続講座
1.身近な暴力について考える~DV・性暴力とは何か
当事者の話を聞く 講師:レジリエンス代表 中島幸子さん
2014年9月20日(土)13:30~16:30 場所:エセナおおた(保育あり)
資料代500円
2.自分のからだは自分のもの~産婦人科医師の話を聞く
いじめや虐待、DV・性暴力など自分のからだ危害を加えられたり、侵入されたりすることに対し
てきちんとNOを言うことは難しい。「自分のからだは自分のもの」と自覚することを通して、こう
した暴力を許さないという感覚を大切にする。暴力の心身にもたらす影響を学ぶ。
講師:吉野一枝さん(産婦人科医)
2014年10月19日(日)13:30~16:00
場所:入新井集会室(保育あり)
3.外国人女性の抱える問題を考える
OCネットとの連携 講師:鈴木明彦さん(OCネット)
シェルターからみた外国人女性の状況 講師:HELP女性の家
時期:2014年11月8日(土)13:30~16:30 場所:大田消費者生活センター(保育あり)
4.安全に安心して暮らせる地域をめざして(大田区地域ネットワークづくり)
性暴力被害者支援センター(ワンストップセンター)の実践から学ぶ
性暴力救援センター・東京SARC東京から
(行政との連携、民間支援団体同士の連携)
時期:2014年12月13日(土)13:30~16:00 場所:入新井集会室(保育あり)
女性による女性のための電話相談
03-3761-8151
毎週火曜日 午後7時~9時
☆女性のスタッフが相談に応じます。
☆女性のエンパワメントの一つとして、この窓口を開いています。
☆あなたの求めているネットワークを紹介します。
☆あなたが一歩踏み出すための支えになれればと願います。
職場で、家庭で、孤軍奮闘して、行き詰っていませんか?
育児の悩み、子どもの教育、老親の介護、夫や恋人からの暴力、
離婚問題、職場で突然「辞めてくれ」と退職勧告、セクシュアルハラスメント。
女性ゆえに受けるさまざまな嫌がらせや差別は、
あなただけに向けられたものではありません。
女性たちがいきいきと働き暮らせる社会に向かって
手をつなぎましょう。
性暴力被害者のための24時間ホットライン
★性暴力救援センター・東京(SARC)
tel:03-5607-0799
★性暴力救援センター・大阪(SACHICO)
tel:072-330-0799
テーマ:私たちに出来ること・・・!
ジャンル:福祉・ボランティア
